自分の子供がワキガだったら
ワキガは遺伝によって子供に受け継がれる可能性が高い形質のひとつです。
また、ワキガが発症するのは汗腺が発達する思春期ごろからと言われています。
ここでいう思春期とは、一般的に、小学校高学年~20歳ぐらいまでのことで、この期間に臭いが強くなると言われています。
アポクリン汗腺は耳、ワキ、陰部に多く存在し、その中でも耳のアポクリン汗腺がいち早く発達するため、耳垢が湿っていることによってワキガの発症を事前に察知できることもあります。
もしも自分の子供がワキガになってしまっても慌てずに、まずはしっかりとケアをしてあげましょう。
外的なケア
若年のうちにワキの汗腺を取り除いたとしても、発達中の汗腺から再度発症してしまうケースも珍しくありません。
まずはしっかりとニオイのケアをしてあげることが大切です。
具体的には下記のような対応が効果的だと言われています。
- 常に清潔にする
- アルコール消毒をこまめにする
- 制汗剤などでニオイを極力抑える
- ワキ毛を処理する
- ボトックス注射で発汗自体を抑える
子供のワキガ治療の適齢期
子供でもワキガの治療(手術やミラドライで汗腺を除去)をすることは可能です。
ただし、上記の通り再発の可能性や、手術またはミラドライ自体に子供が耐えなければいけないというリスクがあります。
では、実際にいつ頃、汗腺を取り除く治療をするのが適切なタイミングなのでしょうか。
一般的には15歳以上がいいとされています。
女性の場合、生理が始まり2~3年で臭いが強くなり、男性の場合は、15歳から18歳ぐらいでニオイが強くなる傾向が多いそうです。
食生活の変化や環境の変化によるストレスが原因で、アポクリン汗腺が活発に活動を始めるようです。
もちろん成長には個人差があるので、一概には言い切ることは難しいです。
子供の意志を尊重しつつ、先生に相談をしながら決めるのが一番確実なタイミングでしょう。
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